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メディア折衝でリストを上から下まで電話することが、本当に必要なんだろうか。

クライアント要望とはいえ芸能人を起用することは、本当に効果的なんだろうか。

何だか頭を下げてばかりの毎日が、PRの本当の仕事なんだろうか。

そんなもろもろの疑問を胸に秘めたまま、2人のPRパーソンが2013年秋に戦略プランニング会社「パブリックグッド」を立ち上げました。「成果をクライアントに約束しきれない」というPR業の宿命と向き合いつつ、ひたすらプロセスフィーを稼ぐという仕事のあり方を変えていきたいと考えたそうです。

業界経験があり、PRパーソンとしての自負を持ったメンバー同士が、ときには激しく意見をぶつけ合いながらやってきた1年半。そうして信頼関係を築き上げた大手クライアントにとって、パブリックグッドはきっと「戦略会議から顔を出してくれる」特別な存在。オーダーは日々増え続けているそうです。

そんな熱い想いを持ったPRパーソンがいる株式会社パブリックグッドが、PR業界の経験があるディレクター(正社員)の募集を始めました。

今回は、パブリックグッドの皆さんに会社のことや、チームのこと、そしてPRへの情熱についてお聞きしました。

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社員プロフィール(写真右より)
●菅原賢一さん(以下、菅原):株式会社パブリックグッド代表取締役。PRSJ認定PRプランナー。株式会社プラップジャパン、株式会社インテグレートを経て、2013年にパブリックグッドを設立。コワモテなせいか、初対面で「怖い人」だと思われがちなのが悩み。

●森下果苗さん(以下、森下):PRSJ認定PRプランナー。株式会社インテグレートを経て、菅原とともにパブリックグッドを設立。インテリア部長として社内環境を取り仕切るが、オフィスが2フロアに広がってからは手が回りきっていないかも?

●五十嵐綾さん(以下、五十嵐):PRSJ認定PRプランナー。株式会社インテグレートを経て、2014年6月にパブリックグッドへ入社。「お昼は絶対に一人で食べる」主義で、ランチタイムもメディアチェックを欠かさないストイックな人。

クライアント社内のブレストから参加

-それでは最初に、パブリックグッドの事業について教えてください。

菅原:戦略設計から参加し、プロモーション活動を提案しています。というと固いのですが、要は「この商品、どうやってPRしよう」といった最初のオリエンや、場合によっては「来期、ウチの会社でどんなことを発信しよう」といったブレストからクライアントとともに行っている会社です。

森下:メディアで注目を集めやすかったり、ネットでバズりやすかったりするコンテンツは何なのか、一緒に考えていますね。

-何も決まっていない状態でのクライアントとの打ち合わせも多いのですか?

菅原:はい。クライアントの懐の深さにも助けられて、ゼロから参加させていただくケースが多いです。

-具体的にはどのような案件を手掛けているのでしょう?

五十嵐:たとえば大手ECサイトを運営するクライアントでは、季節ごとに特集コンテンツを提案しています。著名なママブロガ―とともに手作りハロウィンのワークショップを開いたり、クリスマスのPRではフランスで流行しているホワイトパーティー(デコレーションやファッションを白で統一するホームパーティー)を提案したりといった仕事です。

森下:企画が決まったあとは、制作会社のような仕事をしてるよね(笑)。企画で使うアイテムはすべてECサイトで購入できるものにして、自前でイベントを仕上げたりもしているんです。

メディアが求めるコンテンツを仕掛ける

菅原:こうした取り組みは、「新しい市場を作る」大切な仕事だと思っています。手作りのハロウィンコスプレであれば小さな子どもがいるママも楽しめるし、ホワイトパーティーは自宅でお姫さまに変身する喜びを多くの女性に届けられる。新しい市場を作りながら、誰かの助けになるようなPRを仕掛けていきたいですね。

-企画段階からクライアントと協働しているからこそ、できることですね。

森下:そうですね。プロモーションを成功させるために、「どんなコンテンツを用意すればメディアに注目されるか」を計算した上で企画を練られるのは大きいです。

五十嵐:TVディレクターや全国紙の記者など、リレーションのあるメディア関係者がどんな情報を欲しがっているかをつかんでいるので、イベントを行う際のアプローチもスムーズなんですよ。

菅原:300件あるメディアリストを上から下までつぶすような作業は、ウチのように小規模な体制では難しいですし、必要性がなければやりたくないんですよね。同じような理由で、プレスリリースをひたすら作成代行するようなこともしません。

-成果で勝負するということですか?

菅原:PRの成果は約束できるものではないので、必ずしもそうとは言い切れません。ただ、業務プロセスを膨れ上がらせて「こんなに頑張りました!」と報酬を多くいただくというスタイルを続けていると、PRという仕事の本当の意義を見失ってしまうように思うんですよね。

森下:メディア折衝やアプローチなど営業的側面が強い仕事なのは事実ですが、そのプレッシャーと毎日戦い続け、長時間労働を繰り返すような仕事のやり方は変えるべきだと思います。会社を立ち上げたのも、これまでの常識にとらわれずにPRの仕事を楽しみたいという思いがあったからなんです。

良いものを引き出し合えるプロ同士

森下さんと五十嵐さんは、どのような経緯でパブリックグッドに参加したのでしょうか?

森下:前職では菅原の部下で、一緒に仕事をしていました。会社を設立する際に誘われて参加したんです。

五十嵐:私も前職は同じですが、菅原と直接の接点はありませんでした。2012年にこの3人で同じプロジェクトを担当する機会があって、そこからの縁という感じですね。

-菅原さんが森下さんを誘った理由は何だったのですか?

菅原:う~ん。それを話すのは照れ臭いですね(笑)。ビジネスパーソンとして評価していたのはもちろんですが、それ以上に森下と企画ブレストなどをしていると、自分のアイデアをどんどん引き出してくれる感覚があったんです。会社をやる上で、「弱点を補完してくれるパートナー」は外部にいくらでも頼めるじゃないですか。だけど「自分の良さを引き出してもらう」ことは難しいですからね。一番はそれかもしれない。

森下:確かに、良いものを引き出し合える相手という感覚があります。私にとっては、独創的な考え方ができる場や情報をもたらしてくれる人ですね。

-そんな二人が、五十嵐さんに入社してもらったのはなぜだったのでしょう?

森下:実は、「このまま二人でやっていたら破たんするかも……」と本気で心配になっていた時期があって。おかげさまで仕事が増えていき、設立半年後くらいから3人目のメンバーが欲しいと考えていました。

菅原:一緒に考えたんですよ。もしウチに来てもらうならどんな人がいいか? 一致したのが、「五十嵐みたいな人」だったんですよね。ストイックだし、メディアをとても研究していてリレーションも持っているし、ウチみたいな不安定な環境でもしなやかに活躍してくれそうだった。

森下:私が開いたホームパーティーに五十嵐を呼んで、二人きりになれるシチュエーションを作って口説きました(笑)。まさかの二つ返事で「OK」だったので、うれしかったですね。

五十嵐:私自身は「顧客目線にこだわって仕事をしたい」とずっと思っていて、パブリックグッドならそれができると思ったんです。それに、どうせ働くなら世界でいちばん自分を必要としている会社で働きたいですからね(笑)。

会社の意思統一は「思ったことを率直に言う」ことから

-ときには社内でのケンカもあるということですが……。

菅原:あります(笑)。すみません。

森下:なんでだろうね。互いに期待の大きさの裏返しなのかもしれませんが、「どうしてこの意図が伝わらないの!」と思ってケンカになることがちょくちょくあります。

五十嵐:森下が菅原のところへ行って、いろいろまくし立てるんです(笑)。あくまでも仕事に関することだから、お互いに引かないんですよ。

-その場合はどのようにして収めているのでしょうか?

森下:さんざん言った後で照れ臭いんですが、「あのさ……」みたいな感じで話しかけています(笑)。

菅原:「あれだけ言ったからには良いアイデア出さないと」とか、「良い企画書出してやる」というエンジンがかかったりしてね。結果的に良いモノが出てきて、「さっきの件なんだけど……これ見てくれない?」みたいな。

森下:それを見ていた五十嵐が「そのアイデア、超良いですね!」と盛り上げてくれて、ポジティブに収まるというパターンが多いです。社内政治なしで、思ったことを率直に言えることは大切。そうやって会社の意思統一ができてきた実感があります。

-今後はどのように会社を進化させていきたいですか?

森下:「プランニング」「メディア対応」など、それぞれがプロとしての強みを生かしてクライアントへの価値に相乗効果を発揮していきたいですね。

五十嵐:小さな組織だからこそ、スピーディーに決めていけることが強みだと思います。その良さを失わずに成長していきたいです。

菅原: 単に「モノを売って、買ってもらう市場」ということではなく、「誰にとっても良い社会になる市場」をつくるお手伝いができる会社でありたいですねPRパーソンの仕事とは本来そうあるべきだと思っていますし、私たちもそれを担う会社であり続けたいと思います。

 
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代表取締役 菅原さんより

これからのパブリックグッドの体制について、考えていることをお伝えしたいと思います。

パブリックグッドは私と社員2人、業務委託とパートが1人ずつというとても小さな所帯なので、無駄な時間がありません。情報共有は早いですし、社内打ち合わせも少ないです。業務スピードを上げて残業時間の少ないPR会社にするべく奮闘しています(私自身は朝型勤務を心がけ、19時には退社できるように頑張っています)。渋谷界隈の飲み屋にはすっかり詳しくなったので、社員と馬鹿話ができる時間ももっと増やしていきたいところです。

社員の給与をはじめとした福利厚生は、より充実させていきます。もともと、稼いだお金を必要以上に会社に内部留保させることはあまり考えておらず、社員が出してくれた成果には惜しまず還元してきました。成果と言ってもパブリシティ結果や売上、収益だけではなく、私が思い描く「社会貢献性の高いPRの仕事」を理解して動いてくれているか、プロセスもしっかり見ています。

生活していくには十分なお金が必要だし、ましてや格差社会の到来が叫ばれるこの時代、個人としてはできる限り稼げた方が良いに決まっています。この求人を見てくださっている方の中には、家族を背負っている人も多いでしょう。お金についての「会社と個人のバランス」については正直まだ迷っていて、今後どんな運用をしていくのか煮詰めていかなければならないところですが、希望はしっかり伝えてください。入社後は、おそらく一緒にこのテーマについても議論していくことになると思います。

ともに働きたい人の条件は、PRパーソンとしての経験とプロフェッショナル意識を持ち、メディアが好きであること。意欲的なご応募をお待ちしております。

企業情報

■会社名 
株式会社パブリックグッド
http://www.publicgood.co.jp/

■所在地(勤務地)
東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル408および505
(東京メトロ「渋谷」駅 13出口または13a出口より徒歩3分、JR「渋谷」駅 ハチ公改札より徒歩6分)

■事業内容
マーケティングコミュニケーションの戦略立案・実施、PR戦略の立案・実施、各種調査業務

募集情報

■募集職種
PRディレクター(正社員)

■仕事内容
当社の仕事のステップは、主に以下の3段階です。
(1)戦略プランニング……企画会議(ブレスト含む)、調査分析(課題抽出)、戦略構築
(2)コンテンツ開発……調査分析(戦略仮説の検証)、実際のコンテンツ開発
(3)メディアプロモーション……プロモーション設計・実施、効果検証
現在のメンバーは、それぞれの強みを発揮してフォローし合う体制ができています。あなたの経験を生かしつつ、仕事の幅を広げていくチャンスがあります。

■給与
月給25万円以上(これまでの経験、前職実績などを考慮して決定します)
※研修期間6か月は契約社員(月給は正社員の90%支給)

■福利厚生
賞与年2回(会社業績連動)、昇給あり、社会保険(健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険)完備、通勤交通費支給(当社規定による)

■勤務時間
10:00~19:00(休憩含む) ※残業あり

■休日休暇
完全週休2日制(土曜・日曜)、祝日、有給休暇、慶弔休暇
※イベントなどによって休日出勤した場合は、代休で振り替えます

応募方法

履歴書、職務経歴書(書式自由)を下記アドレスまでお送りください。またご自身のケイパビリティを示せるものがあればご自由にお送りください。
書類選考を行い、通過した方のみ面接のご連絡をいたします。
応募先:start(at)publicgood.co.jp

選考方法

▼書類選考
お送りいただいた書類で選考を行い、通過者に5営業日以内にご連絡いたします。

▼1次面接

▼プレゼン面接
1次面接通過者に課題をお出しして、企画プランニング&プレゼンをしていただきます。

▼内定
ご応募から内定までは、2週間~4週間程度を想定しています。

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