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年収は意外と上がっていない!? -次世代のPRパーソンが実践する新しい働き方とは!?イベントレポート(前編)-

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大堀航

大堀航

PR Table 代表取締役社長。大手PR会社を経て、オンライン英会話サービスを提供する会社でPR・マーケティングを担当。2014年12月に(株)PR Tableを創業。
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クリスクさんが主催する大人気セミナー「クリスク飲んだくれセミナー」の第16回目として、2015年1月26日に開催された「次世代のPRパーソンが実践する新しい働き方とは!?」のイベントレポートを前後編でお届けします!

クリスク飲んだくれセミナー 第16回
次世代のPRパーソンが実践する新しい働き方とは!?

後編:広報・PRの考え方は他の職種に応用できる!

【スピーカー】
栗田朋一 氏
元ぐるなび広報で、「最強のPRイノベーターが教える 新しい広報の教科書」(朝日新聞出版)の著者 
参考記事: 結果を出すPRパーソンの“仕事の流儀” 他社が入り込めない強みを、ストーリーの根っこに置く 元ぐるなび 栗田朋一さん

徳田匡志 氏
元ミクシィ広報で、現在は超注目のスタートアップ、採用をビッグデータで可視化する「Talentio」を運営するハッチに勤務 
参考記事: 元ミクシィ広報の徳田氏、「Talentio」運営のハッチへ参加(THE BRIDGE)

【モデレーター】
大堀航
PR Table代表取締役社長

会場提供:株式会社Sansan

栗田さん、徳田さんのプロフィール

大堀:PR Tableの大堀と申します、よろしくお願いします。今回は、新しい働き方をテーマに栗田さん、徳田さんに色々と詳しく聞いていきたいと思います。では、まず栗田さん、徳田さんの自己紹介からよろしくお願いいたします。栗田さんからお願いします。

栗田朋一氏(以下、栗田):栗田と申します、今日はよろしくお願いします。自己紹介ということなんですけども、私は大卒後入った会社が栃木県にある日光江戸村というテーマパークを運営してる会社でした。そこで広報をだいたい6年ぐらいやってきまして、日光江戸村のPR、それから会社全体のコーポレートPR等を手掛けてきました。その後、電通PRというPR会社に転職をして、大阪で2年半、東京で1年半トータル4年ぐらいやっていました。そして、ぐるなびでは約6年半、広報を担当してきました。

昨年の9月には、今までの広報経験で得たノウハウやテクニックなど集約した『新しい広報の教科書』という本を出させていただきました。今現在は、外食広報会と東京PRアカデミーの運営に加えて、「ごちクル」という宅配弁当サービスを運営しているスターフェスティバルという会社で週3日“限定正社員”という言い方をしてるんですけども、そこで広報を担当しているという形になります。あともう1社、分析広報研究所というPR会社でPRアナリストとして、いくつかのクライアントを担当しているという感じです。なので、今現在4つの顔を持って活動しています。以上です。

大堀:ありがとうございます。では徳田さんお願いします。

徳田匡志氏(以下、徳田):はい、お疲れ様です。徳田です。私はですね元々外資系のゲーム会社でプロモーションやPRを担当していました。この時は、PR会社に在籍しつつ、出向というかたちでクライアント先に常駐していました。そのあと、ドリコムを経てミクシィに入社し、昨年11月まで広報とIRをやってました。

今はですね、週4日勤務の正社員として、ハッチ株式会社のストラテジーグループで働いています。ここでは、いまは、広報の仕事はほとんどやってないんです。営業活動や事業作りなどの仕事をしています。もう一つは、週1でフリーランスとしていくつかの企業のPRコンサル・サポートをしています。

あとは、だいたい8年くらい前からですね、個人で広報の方を中心とした、広報寺子屋っていう勉強会をやっています。もし、この場にいる広報の方で興味があれば、ぜひ参加していただければと思っています。

週3、4正社員勤務の1週間の流れ

大堀:早速本題に入りたいと思うんですけど、いま週3、週4の正社員で働かれていると思うんですけど、実際の1週間の流れみたいなところをイメージしやすい形で教えていただきたいと思います。

栗田:私の場合は基本的には火、水、木がスターフェスティバルに行って仕事をする。月、金が自分でやっている会社とか、あとは僕が手伝っているPR会社の作業をしているというような感じになります。

夜は東京PRアカデミーという広報担当者とメディアの交流会をやっていまして、だいだい週3回くらいのペースで開催しています。他の広報会とかを含めると結局週5、6くらいで夜も仕事関連の予定が入っているという感じです。

大堀:毎日飲み会みたいな感じで、栗田さんのお身体大丈夫かな?といつも思うんですけど(笑)

栗田:なんとかね、今のところは(笑)

大堀:徳田さんはどうですか?

徳田:私はですね、おおよそ月曜日から木曜日まではハッチで働いています。金曜日がいくつかの会社のPRコンサル的な感じで働いています。メディアコンタクトみたいなのはあまりしてなくて、社長や広報担当と話をして、PRプラン作りを行うようなコンサルに近いことをしています。

正社員の時間、それ以外の時間でマインドの切り替え

大堀:正社員としての勤務時間と残りの時間における、マインドの切り替えとかはどういう風にされてるんですか?

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栗田:おっしゃる通りスパッとは全然切れなくて、さっき火、水、木はスターフェスティバルにいるって言いましたけど、自分でやってる会社の案件が突発的に出てきたりとかするので、正直境界線は無くなってきてるかなと思います。ただ、いずれも広報でありマスコミ、記者の人と関わっていくような共通した内容なので、その辺の境界線は多少無くなってもいいんじゃないかなと思っています。

例えばある一人の記者にネタを持っていく場合、そのスターフェスティバルのネタだけだと、どうしてもちょっと会いづらいとかあったりしたときに、別の案件のネタも持ってるわけだからそれも合わせて持っていく。様々な情報を記者に提供できるって意味ではそこはプラスになっているのかなと思っていますね。

大堀:スターフェスティバルさんではこうした働き方をどのように認めているんですか?すごく寛容というかフレキシブルだなと思ったんですけど。

栗田:そうですね。その辺はすごく寛容で、実は私以外にも社員で他に10人同じように限定正社員っていうのがいて会社として限定正社員を増やしていこうというような形になっているのでけっこうその辺は容認されてますね。

大堀:徳田さんはいかがですか?

徳田:私の元々の性格的なところもあると思いますが、マインドの切り替えはしてないですね。ただ、ハッチ社には限定正社員といった制度は設けていないので、ハッチ社で仕事をする際はモードは切り替えているます。

今の働き方に行き着いたきっかけ

大堀:お二人の共通点として、勉強会の主宰などがあると思うのですが、それが新しい働き方のきっかけになっていたりするんですか?

栗田:私の場合はぐるなび時代に今のビジネスを始めています。実は、会長と社長に退社して起業することを伝えたら、もう少し残ってほしいと言われました。ですが、会社にいながら自分のビジネスを続けてよいと認めてくれたので、ぐるなびの会長と社長にはとても感謝しています。なので、最初は副業で始めたという形ですね。

大堀:副業を始めてから、かなり手応えがありましたか?

栗田:そうですね、副業でやりながらも感じたことは、独立してフリーのPRコンサル一本でやるよりも、事業会社の広報という肩書きも持ちつつ活動していくほうがメリットがあるんじゃないかと考え、今のようなスタイルに行き着きました。

大堀:徳田さんの場合はどうですか?

徳田:そうですね。広報寺子屋を主宰してはいますが、それが今の働き方のきっかけというわけではない感じですね。今は自分の中でひとつの修業期間というか勉強期間かなと思ってます。ずっと広報とIRという仕事しかしてなかったんで、いわゆる事業作りの部分を本格的にできるところで学びたいというのが一番のきっかけですね。将来的には広報の分野で事業をしたいと思っているので、そのための勉強期間かなというふうに思ってますね。

年収はあがっていない!?

大堀:会場のみなさんも聞きたいと思うんですけど、以前と比べて年収はどうですか?(笑)

徳田:私は下がりました。というか下げました。というのは今働いてるようなスタートアップ企業は、プロダクトを実際に作るエンジニアの皆さんに給料を多く払ったほうが良いかなと思っていますね。、でもまあそこはなんとか頑張んないといけないかなとは思っています(笑)

大堀:徳田さん、マジで尊敬します。すごいエンジニア想い。栗田さんはいかがですか?

栗田:全く変わってないですね。スターフェスティバルからはぐるなび時代にもらっていた年収の6割っていう形で契約してるんですね。週3日っていうことは他の人から比べたら6割しか出社してないので、ということで給料も6割でいいですよって形にしています。残りの4割は自分のビジネスで補えているので、ちょうどホントに変わらないという感じですね。

後編はこちら

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