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TVパブリシティの成功率をあげる3つの当たり前なコツ

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大堀海

大堀海

PR Table 代表取締役 大堀海。読者モデルが働くカフェで広報・PRを経験。独立してフリーのPRパーソンとして活動したのち、兄とともに(株)PR Tableを創業した。
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筆者は日常いたるところを駆けずり回る、フリーのPRマン。

PRマンが広報活動を行っていく上で、自社やクライアントの商品・サービスのパブリシティにおいて、なんだかんだ言って一番欲しいのがTVだと思う。そしてそれが難しいと感じるのもTVだと思う。そんな難易度が高いTVパブリシティの獲得にも、筆者が考えるいくつかの「当たり前なコツ」がある。当たり前ではあるが今日はそれについて書いてみることにする。

事前準備が大事!「企画提案資料の作成」

・まず考えられる切り口を全て吐き出す
「季節切り口(桜、お花見、夏休み、海水浴、食欲の秋、読書の秋、冬の寒さ対策、雪、クリスマスなど)」
「流行りの芸能ネタ切り口(2013年だとじぇじぇじぇ、今でしょ!、倍返しなど)」
「真面目系の時事ネタ切り口(アベノミクス、オリンピック決定)」
「同ジャンルの商品サービスを集めたシンプルな切り口(クライアントや自社の製品やサービスと同ジャンルの商材情報を並べての紹介)」

・上記の切り口をとにかく多く考え、できるだけ「1切り口につき資料1枚」でまとめるようにする
TVマンは数あるメディアの中でもかなり忙しい。資料を見て十数秒くらい考えてアリかナシかを考えているというのが私がテレビプロモートを行ってきた中での感想だ。
この“十数秒”を有効活用するには視覚的に見て、一枚でパッっと認識できる切り口をできるだけ多く用意し、テレビマンの頭の中にOAイメージが沸く可能性を増やす努力をしよう。

やっぱり事前準備が大事!訪問先の番組のコーナーをリサーチ

・便利ツール活用してコーナー内容を調査
上記プロモート資料で作った切り口を上手く紹介してもらうには、どの番組のどのコーナーであれば上手くハマるのかを事前に明確にしていなければならない。

詳細は割愛するが、以前の記事「メディアを駆け回るPRパーソンに朗報!外出先でもできる、テレビ露出リサーチツール」で書いたように、それを効率よく調査できる便利なツールはいくつもある。こういった便利ツールを活用し、メディアプロモート先のコーナーを明確にしていこう。

 

いざ出陣!テレビ局に訪問してプロモート

「お世話になっております。〇〇のボーダーコリーです。〇〇のご案内状をお持ちしますので、少々お時間いただけますでしょうか~?」

・笑顔で楽しそうに切り口説明。
テレビマンの頭の中にOAイメージを持ってもらうため、商品説明はせず、切り口だけをわかりやすく、短い時間で伝える。

・テレビマンの頭の中の「ネック」を明確化していく
テレビマン的に『こうすれば「アリ」な可能性がある』『こういう理由で番組での紹介は難しい』など「〇〇なのでNG」「〇〇であればいけるかも」という「〇〇」の部分を明確化する作業だ。番組担当者が興味がなくもない切り口が確認できた際は、

「〇〇が取材できれば紹介できる可能性が上がるか?」
「〇〇が△△であっても難しいか?」
「時期的にいつであれば紹介できる可能性が上がるか?」
「なにか関連性を持たせたい他のネタ(既に取材する予定が立っている別ネタ)があるか?」
「同ジャンルの商品サービスの取材調整ができた場合ご紹介できる可能性は上がるか?」

などを質問し、ネックを明確にしていこう。
企画提案内容によっては、他にも明確化が必要な部分があると思われるが何を明確化しなければならないかを常に考えながらアプローチしていこう。

気をつけること

・アポ取り
相手にできるだけ負担を感じさせないように電話でしよう。既に面識のある担当者の場合、「ちょうど近くにいるので資料お持ちしてもいいですか?」「リリースだけお渡ししたいのでお伺いしてもよろしでしょうか?」や、初めて会う人の場合は「PR会社のものですが、いくつかつかお持ちした資料がありまして、お伺いして10分ほどお時間頂いてもよろしいでしょうか?」など、全身全霊で気を使おう。

・TV局内(スタッフルーム内)での振る舞い
アポはとっていたとしても、TV局のスタッフルームはバタバタしている。雰囲気を見て、担当の方がどなたかを確認し、良きタイミングで話をしにいこう。

・ゴリゴリ押し過ぎには要注意
上記の、「ネックを明確化する作業」は大事だが、やりすぎには要注意。切羽詰まったようにゴリゴリいくと引かれます。良い情報を提供できればお互いハッピーなのだから笑顔と思いやりを忘れずに。

筆者が思う、TVパブリシティの成功率を上げるコツはこんなところだ。前述したように、「当たり前」である。しかし、この当たり前なことを、当たり前に出来てこそ、初めて成功するものだと思う。また、上記を守れば必ず上手くいくか?といえば、そうではない。やっぱりTVパブリシティは難しいのだ。それでもくじけず、笑顔で前向きにやっていけば、優秀なPRパーソンになれるはずだ。

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