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元PR会社マンが、ラジオDJになって番組を立ち上げる話 #02 〜福岡で番組をスタートした理由〜

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市來孝人 / Takato Ichiki

市來孝人 / Takato Ichiki

PR会社勤務を経てラジオDJとして活動開始。福岡のローカルFM・COMI×TEN「福岡移住計画ラジオ」、XFM(シンガポール)の日本語ラジオ番組「FM 96.3 SMILE WAVE」に出演中。東京を拠点に、司会・ナレーター・ライターとしても活動。PR会社での経験を活かし、クライアントの伝えたいことと聞き手が面白いと思うことの両面を理解して伝えることがモットー。 また、PRプランナーとしてタレント・作家・企業トップなど「個人の魅力を世の中に広めていく」サポートを行っている。
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こんにちは。PR会社勤務ののち、独立しラジオDJとして活動している市來と申します。

この連載では元PR会社マンの私が、実際にラジオ番組を企画しながらDJとしても出演する様子を現在進行形でお伝えしていきます。前回記事に続いての今回は、なぜ元々縁もゆかりもなかった福岡という土地で番組を立ち上げたかを振り返っていきます。

まずラジオDJとして活動していくにあたり、大きなきっかけになったとあるFMラジオ局でのコンテスト受賞が27歳、独立したのが28歳…決して若さだけを売りに出来る年齢でもないですから、自らのキャラづけをしっかり考え差別化が必要だなということが最初に頭に浮かびました。また、これまでの「時流を読み、物事を広める」というPR的な視点も、ラジオDJとして自らの言葉で発信している立場になっても、活かしていきたいと思っていました。

それらの状況を踏まえて、パッと浮かんだのは「ローカル」。「ラジオを起点にして、今盛り上がっている地域をさらに盛り上げる」座組みを作ることです。そういった地域からキャリアをスタートすることは、「面白いところに目をつけたね」と思って頂ける可能性があるのではと。また、番組の内容をサイト上でアーカイブ化したり他メディアに番組の取り組みを取材して頂いたりしてWEB上でも話題を広げ、一方リアルの場でも、ゲストの方のお話を伺って何かお手伝い出来そうなことがあれば、仕事をご一緒したり知り合いをご紹介したりと、ラジオ番組内だけではない、WEB上やリアルでの動きも積極的に仕掛けていくことで、これまでのPR経験も活かしてその地域を盛り上げるお手伝いが出来るかな?と考えたのです。

そしてどの街・地域で番組を立ち上げようか?と考えた時に「面白そうだな」と思ったのが福岡です。東京に住んでいても、福岡でのスタートアップ界やクリエイター界の盛り上がりぶりがニュースとして頻繁に目に入っていたからです。

ラジオは音声を通してその街の空気感まで伝えることの出来るメディアですから、まずは実際にその空気感を掴んでみようと、いざ福岡へ足を運びました。福岡を拠点にする方にお話を伺ったり、様々な施設をぶらついたり、街行く人のファッションを見たりしながら、ふと思ったのが「ベイエリア(アメリカ西海岸におけるサンフランシスコやオークランドなどの一帯を指す)っぽい!」ということ。以前少しカリフォルニアに住んでいたことがあるのですが、その時に現地を訪れた水辺の景色の雰囲気がとても似ていて、ふとシンクロする瞬間があったのです。

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サンフランシスコ(上)と福岡(下)、それぞれの光景

他にもIT系の企業が多い点、その国の中での街の規模(ニューヨークに対するサンフランシスコ、東京に対する福岡、いずれも国の中での都市の規模は5-6番目くらい)など共通点が多いのです。そしてリサーチしていると、福岡市は同じく西海岸の都市・シアトルによく例えて福岡の魅力を伝えているよう。福岡は日本の中での「西海岸」になり得るのではと感じ、番組内の選曲は「西海岸のR&Bステーション風の選曲」でいこうと、イメージが膨らんでいきました。

またトークの内容は、その地域の盛り上がりは実際に住む方にお話を伺うのが一番だと考え、福岡で活躍している方を毎回ゲストにお招きして生の声を引き出したいと思っていました。

ただ、地元でもなくこれまで仕事でも関わったことがない土地で、知っている方もそこまで多くない…そんな中、番組を一緒に企画することになった心強いパートナーが、これまでも東京などでのイベントで福岡の魅力を発信したり、福岡の企業と移住希望者を繋ぐ取り組みなどを実施している「福岡移住計画」というプロジェクトです。このプロジェクトの活動の一環の「福岡移住計画ラジオ」として番組を立ち上げることで、当初の「ラジオを起点にして、今盛り上がっている地域をさらに盛り上げる」構想に近い状態でスタートすることが出来ました。

次回は「福岡移住計画」における「福岡移住計画ラジオ」の位置づけなど、どのようにラジオとその他の取り組みを連動させているか、詳しくお伝えします。

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