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PR連載② <最初が肝心!プレスイベントの作り方>

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PR会社に勤める現役バリバリのPRパーソン。クライアントのため、メディアのため、日々現場を駆け回っている。時々熱く吠えることもある。
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おっす!前回の【第1回 オリエン編】に引き続き、プレスイベントに臨む心構えを語っていくぞ!

プレスイベントをプランする上で必要な事項が揃ったら、いよいよ企画立案の段階。ここで一度振り返りたいのは、「一体何のためにプレスイベントを実施するのか」ということ。

答えは明確。「より多くの人に企業のメッセージを伝えるべく、より多くのメディアでの露出を獲得すること。」
いえいえ、消費者ターゲットは厳選しているので重要媒体で確実に良い記事が露出されることのほうが大事なのです。と仰る貴方!それもとても大切なこと。でもそうであればプレスイベント以外にも良い手法はたくさんありますよ。

PRの特性上、都合の良いメディア露出が確約されているわけでは決してない。プレスイベントだって例外ではなく、何か大きな事件・事故などが発生しまったらメディア露出がなくなってしまう可能性もある。でもそんなネガティブな思考は一切必要なし!より多くのメディア露出を獲得するための最善の準備を行おう!

メディアはとても忙しい!

イベントを行う際、最も注意しなければならないのが、メディアの拘束時間だ。なぜならメディアはとても忙しいから!せっかくイベントを行うのだからと、色んなことを詰め込みすぎてイベントの時間が長くなってしまうのは極力避けよう。とはいえメディアにとって魅力的なコンテンツがあったりすれば話は別。長時間拘束するに値する情報や体験を提供できるよう、おもてなしの精神をもってイベントの中身を作りこもう。

 

伝えるために、メディアのテンションを上げよう

メディアだって人間。仕事とはいえ、いつもと同じようなイベントを淡々と取材するだけではつまらない。真摯な取材対応だけでなく、あっと驚くようなド派手な演出や、メディアだからこそ体験できるようなプレミアムな体験をさせてあげることでメディアのテンションがグーンとあがり、取材意欲のアップにつながるのだ。取材意欲は記事の良し悪しに必ず繋がるもの。PRパーソンたるもの、クライアントとメディア、双方から感謝をされるようなイベントになるよう全力を尽くそう。

 

メディアに「お持ち帰り」させよう

いやらしい意味ではなく、“情報”をお持ち帰りさせようということである。まず必要最低限はプレス向けの資料。記者だってイベントで発表された内容を完璧に理解できるわけでない。記事を書く際に参考になる資料があるとないでは雲泥の差があるのだ。特に最近はイベント中、イベント直後にノートPCで記事を書くメディアが多くなってきた。(新聞社、WEBメディアなど)イベント開始前には手元資料として渡し、記事執筆の役に立ててもらおう。

さらにお土産的なものがあるとなお良い。雑誌などすぐに記事が世に出るものではないものだと、せっかくイベントを行っても忘れられてしまう可能性もある。そんなときはイベント内容と関連したお土産をメディアにあげて、「あっそういや、こんなイベントあったなぁ。紹介したろうかい。」と思い出してもらおう。

また商品の画像などもデータで手渡しできるとベスト。別に資料に画像が格納されたDLリンクを入れておけば問題はないが、メディアに余計な手間をかけさせないために、そのままPCに差し込めるUSBなどに画像を入れて渡してあげると楽チンなのだ。(CM発表会であれば、CM素材が入ったβカムなどはマスト。ぜひOA時に使ってもらうようプッシュしよう。)

 

“説明しなければならない理由”を作ろう(芸能メディア対策)

TVでの露出を狙った場合、ほとんどのプレスイベントはタレントなどを起用した芸能イベントが行われる。筆者の知り合いは、PR会社が芸能イベント屋さんだと思っているぐらいだ。その場合、イベントに出席するほとんどのメディアは芸能メディア。商品やサービスには全く興味のない人たちである。

そんな芸能メディアの皆さんに、「なんで商品・サービスを紹介してくれないの?あなたはいつも自分の都合ばかりで、私のことちっともわかってくれないじゃない!」と嘆いたところでお門違いというもの。メディアにとっては知ったこっちゃないのだ。

とはいえただの泣き寝入りじゃPRパーソンの名が廃るというもの。何がなんでも商品・サービスを紹介してもらうぞ!と気合を入れて最大限の工夫をイベント台本に施そう。

たとえば、“芸能メディアにとって美味しい場面”をあえてこちらで仕込む。するとメディアはなぜその場面になったかを説明する理由が必要になる。その”理由”の部分に商品やサービス、またそれを想起させるキーワードを関連付ければ、芸能メディアの皆さんとて無下にはできないはずである。必ずしも上手くいくわけではないが、上手くいけばニンマリ。これ以上なく気持ちいいこと間違いなしである。

今回はここまで。イベント内容だけでなく、PRパーソンには多くの面白いアイデアが求められて、時には泣きそうになるもの。だがメディアに取り上げてもらうために創意工夫をするのはPRパーソンの最大の楽しみの一つ。是非とも生みの苦しみを精一杯楽しもう!

LP

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