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イケてるPRパーソンってどんな人?

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大堀航

大堀航

PR Table 代表取締役社長。大手PR会社を経て、オンライン英会話サービスを提供する会社でPR・マーケティングを担当。2014年12月に(株)PR Tableを創業。
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PR Tableでは、これまでメディアや、企業の広報・PR担当者の方々に理想のPRパーソン像を探るべくインタビューをしてきました。

今回は、こうしたインタビュー記事を通じて、また僕自身がPR会社、スタートアップのPR担当者として経験したことを基に、イケてるPRパーソンってどんな人かなーと考えてみました。今回書いた内容は比較的ベンチャー・スタートアップの広報・PR担当者にはまりそうな人をイメージしています。

なんでもやってみる人

イケダハヤトさんがおっしゃる通り、イケてるPRパーソンにはメディアリレーションだけではなく、ライティングスキルやインフルエンサーとのネットワーキング力など、幅広いスキルが必要になってくるのではないかと思います。

ですが、すぐには身につけることはできないと思います。幅広く、実践的なスキルを身につけるためにも、”メディアで取り上げられること”に固執せず、柔軟にその時に効果的な施策をフラットに考えて実行する行動力が大事だと思います。

参考記事:
PRパーソンは”裏方”を卒業し、自分をさらけ出せ!/イケダハヤト氏
スタートアップに向いてPRパーソンについて考えてみた

当事者意識を持って、自ら動く人

「ネット系の記者さんはフランクで話しやすいから、いつもネタを持っていきやすい♩ でもテレビ番組のディレクターさんは、電話とかかけたら怒鳴られそうで、怖いからテレビPRに強い会社に頼んじゃおう♩」

これは本当にだめだと思います。まずは自分で動く! 代表電話からつないでもらうなり、誰かに番組担当者に紹介してもらうなり、方法はいくらでもあります。以前、インタビューした栗田さんが主宰する「東京PRアカデミー」に入れば、ディレクターさんへのネタのプレゼン機会もあります。自分でまず汗をかくことが大事です。

中川淳一郎さんはインタビューでこのようにおっしゃってました。

“本当に経験積んでいくしかない。自分の形を作っていく、強みを創っていくんだと思います。やっぱり次世代のPRパーソンには、とにかく頑張れ!しかないですよ。”

参考記事:
結果を出すPRパーソンの“仕事の流儀” 他社が入り込めない強みを、ストーリーの根っこに置く 元ぐるなび 栗田朋一さん<前編>
メディアで権力のある人を見極めろ!! 次世代のPRパーソンは、とにかく頑張れ!/ネット編集者 中川淳一郎 氏
TVパブリシティの成功率をあげる3つの当たり前なコツ

事業やマーケティング戦略をちゃんと理解している人

事業の成長やその時のマーケティング戦略に合わせて動くことが大事など思います。そのためには、事業・マーケ担当者に「どんなネタありますか〜?」ではなく、短中長期の戦略は? アップデートする機能は何か? KPIは何か? のように戦略全体をしっかり聞くこと。そして、まめに聞くこと。成長スピードが早いと、戦略が変わることはよくあります。

これをしっかりやることで、自社のことを説明するときの内容に厚みが出るとともに、社内担当者から信頼されることにもつながると思います。

参考記事:
結果を出すPRパーソンの“仕事の流儀” できる理由から始めよう! ビズリーチ 田澤玲子さん<後編>

やっぱり真面目な人

嘘をつかない、正直に。はやっぱり大事です。DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー岩佐編集長もインタビューで以下のように語ってくれました。

“『良いことをしている』という自信を持って、情報発信を続けていくことが必要なのではないでしょうか。そうすれば、短期的には思うように行かないかもしれないけど、長期的には必ずうまくいきます。要領がわるくても、正直者はバカをみない。そういう時代です。広告量や情報発信の量などで伝わる時代から、もっと本質的なところで、きちんと伝わるようになってきたと感じます。”

参考記事:
PRパーソンは正直に自信を持って情報を発信し続けるべき/DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー岩佐編集長

社員を巻き込む力がハンパない人

自分一人でプロジェクトを回すなんてことは到底無理です。そこには、社内に協力者が必要です。よくありがちなのは、社内から広報の重要性が理解されずあまり協力してくれないということ。そんな時に「広報って孤独だよねー」と、他の会社の広報と愚痴りあう時間があったら、他部署の人とご飯や飲みに行ったりしましょう。

「うちのサービスってこうしていったほうがいいよね、それにはこうしたほうがいいよね」みたいに、職種を超えた熱い話ができる関係を築くのが理解してくれる第一歩です。

ビズリーチの広報の田澤さんは、まさに巻き込む力がハンパない方だと思います。以前田澤さんとお仕事をご一緒した経験がありますが、その時、田澤さんが社員の方々から全幅の信頼を置かれ、みんなを巻き込んでプロジェクトを進めていく力を目の当たりにしました。インタビューでは以下のようにおっしゃっていました。

“いきなり大きな成功体験をしようとすると足がすくんでしまうこともあるので、最初は小さくてもいいのです。小さくても成果を出し、それを数人の仲間と共有し、一緒に大きくしていきましょう、と徐々に協力者を増やしていけばいいのではと。広報は1人で何もできないので、私は「頼る」「巻き込む」を大切にしています。舞台には役者や脚本が必要で、そのためには社員の協力が必要です。”

参考記事:
結果を出すPRパーソンの“仕事の流儀” 「全員広報」の会社をつくる! ビズリーチ 田澤玲子さん<前編>

いかがでしたでしょうか? 2015年1発目の記事ということで、2014年の記事を振り返りつつ、自戒をこめて書いてみました。PR Tableは2015年も現場感のある記事を楽しくお伝えしてきたいと思いますので、今年もよろしくお願い申し上げます!

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