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広報を強化&立ち上げをするときに大事なこと

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志賀祥子

志賀祥子

PR Table Labo所長/PRコンサルタント。大手金融機関を経て、大手上場企業にて社長秘書と広報を兼任。2011年ベンチャー企業へ入社、新規顧客の開拓からPR企画に携わる。その後、スタートアップから上場ベンチャー企業の広報部門の立ち上げや広報コンサルティング業務を担当。2016年8月よりPR Tableへ参画し、個人の活動としてPRとしてスタートアップ企業を中心に広報コンサルティングにも携わる。
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今年も残すこと1ヶ月弱。この1年間でますますニーズが高まっている「広報」というお仕事。

今回は、PR会社・スタートアップから上場企業の広報・IR経験者が集まるPR Tableメンバーの知見を今よりもっとオープンソース化するべく、広報機能の強化や立ち上げをされる企業が、最初にやっておくと良い「大事なこと」をまとめてみます。

「広報」を強化する目的を考える

広報は、必ず会社の経営戦略・ブランディングに紐付きます。
上場企業、スタートアップ・ベンチャー企業、中小企業とフェーズによっても変わってきますよね。
広報の目的を定めずに、メディア掲載を狙え!とやみくもに露出に走るのはキケン・・・。

広報強化の目的を改めて考えてみる
知ってますか?広報という役割。
広報がどんな仕事なのか、どんなことをしているのかを、よく知らないままに広報立ち上げや強化を始めてしまうケースも少なくありません。

-まずは、「広報」の役割を理解する
-役割を理解した上で、なぜ自社に「広報」が必要なのかを考える

ここまでを踏まえた上で、
-会社の中長期の経営戦略を把握する
-経営戦略をもとに、広報強化の目的を洗い出し優先順位をつけてみる

広報強化の目的を明確化することで、やるべきことが整理されてきます。広報の役割は、プレスリリースを出したり、メディアへの露出だけではありません。その他にも出来ること、やるべきことがたくさんあります。

コーポレートブランディングの方向性を定める

-どんな会社だと認識されたいのか
-どんなサービスだと認識されてたいのか
-どんな人が集まる組織となって行きたいのか
・・・などあらゆる側面で、ステークホルダーからどう認識されていきたいのかを考えていくと、どのような見せ方をしていけば良いのかが必然と見えてきます。

経営戦略では、売上や採用計画は具体的に考えているのに、広報観点だと目先のことばかり走ってしまうもの。

まずは
-1年後にどんな会社として認識されていたいのか
-1年後に業界でどんなポジションでありたいか
など1年後からでも、想像してみましょう。

コーポレートブランディングは、サービス、営業、広報、IR、採用、いろいろなことに紐付きます。ここの戦略をしっかり立てれたら、ついに広報戦略を考えるステップに!

広報戦略を考える

ここまで来て、やっとメインとなる広報のやるべきことを考えてみましょう。

最初に確認した「経営戦略」と「広報強化の目的」を思い出してみましょう。
コーポレート認知?サービス認知?顧客獲得?ユーザー獲得?採用強化?アライアンス獲得?IR?

これらをもとに、それを叶えるためには、どのステークホルダー向けに何を発信すれば良いのかを考えていきましょう。

例えば
-コーポレート認知なら、自社のどんな点を誰に知ってもらいたいのか
-サービス認知なら、どんな顧客・ユーザーに認知していきたいのか
-採用広報なら、どんな人に会社を知ってもらいたいのか、どんな会社としてブランディングをしていきたいのか
-アライアンス獲得なら、アライアンスを結ぶことでどんなメリットがあると認知していくか
などなど、まずは整理してみます。

それぞれの目的やステークホルダーごとに戦略や手法は変わってきます。

経営陣と認識を合わせる

広報の「目的」と「戦略」が決まったら、それを経営陣・広報担当で認識を合わせることも重要です。

なぜそれをやるのか、また「これで良かったんだっけ?」と悩んだときに、振り返れる共通言語・認識があれば、ブレることも無くなります。

戦略と目的があることで、いざとなったときにも方向修正が素早くできるのでオススメです。

忘れがちだけど、「社内」がとっても大事!

広報強化の最初に、とにかく記者に会わないと!とメディアに走りがち。
その前に、会社のネタ把握してますか?

会社にはたくさんのネタが眠っています。 「それ知っていたらあの企画に持って行ったのに!」てことも。
そうなる前に、日々社内から情報収集をすることが重要です。

まずは、社内のあらゆる情報が広報に入ってくる仕組みを作りましょう。
社内をしっかり把握している広報は、メディアからも信頼を置かれること間違いなし。

そして、社内へ広報理解を深めることもとっても大事です。広報は社内の協力なくして活動できません。
しかし、営業と違って、効果が見えにくいのが広報。

「広報の人、いつも会社にいないけど何してるんだろう?」なんてならないように。

社内向け広報勉強会や、取材該当者への事前レクチャーなど社内での理解を深めていくことで、広報への協力体制も強くなります。

最後に

これから広報を採用しようとしている企業や、これから広報になりたいという方の参考に、広報に活かせる経験やスキルをまとめてみました。

活かせる経験・スキル
-営業
広報は会社全体の営業!会社を知ってもらうために、日々いろんなメディア記者に会って、自社を知ってもらう活動をしています。記者から聞き出すヒアリング力や、その場で企画を提案できる頭の使い方も、まさに営業。

-PM
広報は、プレスリリースや取材対応など社内外の人を巻き込み、調整していくことが多いお仕事。
周りをぐいぐい動かして進めていけるPM要素、とっても重要。

-社長秘書
経営者の側で常に仕事をしている秘書は、経営者の想いを一番近くで毎日のように聞いているはず。そのため、会社として向かっている方向性、組織の意思決定の流れや組織の動きを理解している。かつ社内から情報収集することや社内外の調整スキルは、秘書の強み。

-ライティングが得意な人
プレスリリースはもちろん、メディアへ自社を紹介する際の文脈や企画のストーリー作りには、文章力は欠かせません。

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