posted by

知識、スキル、ネットワーク、なんでもシェア! みんなで超泥臭く頑張る、 平成広報女子会とは!?

heisei_koho_jyosikai
The following two tabs change content below.
大堀航

大堀航

PR Table 代表取締役社長。大手PR会社を経て、オンライン英会話サービスを提供する会社でPR・マーケティングを担当。2014年12月に(株)PR Tableを創業。
Pocket

今、IT系の広報界隈で密かに話題になっている、「平成広報女子会」 今回はそのメンバーにインタビューしました。キラキラして眩しすぎるのかと思いきや、熱い気持ちで、みんなで泥臭く日々の広報活動にハードワークしているのが、ビシビシ伝わってきました。

平成広報女子会メンバー(順不同)

arakawa株式会社レアジョブ 荒川佳織(以下、荒)
平成元年生まれ、社会人4年目。

ono株式会社もしも 小野彩子(以下、小)
平成2年生まれ、社会人4年目。

tamura株式会社ネオキャリア 田村絵里奈(以下、田)
平成2年生まれ、社会人3年目。

shibata株式会社ビースタイル 柴田菜々子(以下、柴)
平成2年生まれ、社会人3年目。

広報の横の繋がりがとても大切

-皆さんが集まるようになったきっかけを教えてください。

(小)共通点は「平成生まれの広報担当者」ということ。勉強会など広報系のイベントでよく顔を合わせるようになりました。お互いの年齢を聞いたらみんな平成生まれだねとなって、と意気投合してみんなで飲みに行きました(笑)

(荒)広報活動の悩みなどを同じ目線で話せるのが楽しいですね。全く気を遣わないので、思い立ったらすぐにFacebookやLINEで連絡、相談。ざっくばらんにディスカッションするのが日々の活動にとても役立っています。プライベートで遊ぶ機会も多いです。広報ってメディアも大事だけど、横の繋がりがあることで、さらに広報活動が活性化されるなと思っています。

広報平成女子会は、広報の知見やネットワークのシェアリングエコノミー!?

-みんなで集まることで、具体的にどんな知識・知見の共有がされるんですか?

(柴)例えば、お互いの企業がメディアに紹介されたとき、「どうやってアプローチしたの?」「会社パンフレットどうやって作ってる?」など、具体的な手法などについて共有したりします。月に1,2回程、記者さんを紹介しあって、そこでお互いの企業の取組みを聞いて参考にすることもあります。

(荒)あと、みんなで一緒に企画を作って、企画に合いそうなメディアの方へ提案したりしています。栗田さんが主催する東京PRアカデミーで知り合った記者さんに、栗田さんから教わった企画の立て方を、平成広報女子のみんなで実践しているという感じですね。

-なんか、知見やネットワークのシェアリングエコノミーみたいですね!

(小)そうですね。助けあって、みんなで成果を出す!という感じです。栗田さんが伝授してくださった、メディアの方々とのネットワークの作り方や企画の立て方などは、平成広報女子メンバーに浸透していますね。ちょうど半年くらい前に、平成広報女子のFacebookグループを作成して、今は40名程メンバーがいます。そこでは情報共有だけではなく「記者さんがこんな取材先探しています」といった内容も頻繁に行われています。記者さんに適した会社を紹介したり、みんなで協力しあっています。

(田)あとは勝手にお互いの広報をしています(笑) それぞれ、メディアの方に会うことも多いので、お互いの会社の概要について熟知しているんですよね。本人がいないところでPRしたり。

広報を担当するようになったきかっけ

-皆さんまだ3~4年目と、広報としては若手だと思いますが、そもそも広報を担当するきっかけはどのような事だったのでしょうか?

(小)私は学生時代から今の会社にバイトとして働いていて、そのまま新卒で入社しました。最初は事業部側にいて、2年程前に前任が退社をするということで、広報を引継ぎいだのですが、今思えば最初の半年くらいは受け身の広報で、何もやってなかったですね(笑) 最初は「なぜ私?」と思いましたが、会社に惚れて入社をしたので、自社の魅力を伝えられると思うと、ワクワクしました!

(荒)私は「口コミ」に中高生の頃興味を持ち、大学の卒論テーマにもするなど、昔から広告宣伝やPRの領域で働きたい!という思いがありました。それぞれの概念をきちんと理解したのはだいぶ後だったように思いますが(笑) 新卒ではそれを得意とする会社に入り、プロモーションの提案営業やPRイベントなど様々な仕事を経験したのですが、そこでPRの楽しさに出会い、縁のあった事業会社の広報へ転職をし、広報職としてはもうすぐ2年経過するぐらいです。

(田)社会人1年目は営業として仕事をしていました。営業の仕事が大好きで、営業力をつけてから新たなことに挑戦したいと思っていました。将来的には「広報」という仕事に携わりたいと思っていたところ、タイミングよく広報に挑戦できるチャンスが巡ってきました。実際広報をしてみると、営業と一緒ですね。(笑)

(柴)私は入社式の配属辞令で広報と告げられ、新卒1年目から広報でした。当初は営業・事務職程度しか職種を認知していなかったので、「広報」という職種自体へのイメージが全く湧かず同期に「広報って何?」という質問をしたのを今でも覚えています。

それぞれの活動スタイル

-普段、会社ではどのような広報活動をしていますか?

(田)弊社の広報は3名体制です。全員営業出身なので、スピード感を持って「攻めの広報」を意識して日々活動しています。毎週3人で企画MTGなども行い、3ヶ月先の企画案などを考えています。

成果としては、まずこの1年は多くの記者の方にお会いして、弊社を知ってもらうことを心がけていた結果、150件近くのメディアに取り上げて頂くことができました。その中でもWBSで弊社のサービスが紹介された時は、サーバーが止まってしまうほどユーザー数が増え、目に見える成果が嬉しかったです。

(荒)弊社は既にキャリアのある先輩がいたので、経験が少ない自分が貢献できることといえば、自由に時間がある、体力的にもまだまだ頑張り時、何よりも昔から強みは「フットワークが軽く、怖気づかないこと」(笑) だからそんな強みを活かして、ひたすら「足を動かして、インプットをたくさんする」ことにコミットしています。

メディアの方や同業界、他社の広報の方、ユーザーさんなど関係者の方々にとにかくたくさん会う、話す、ひたすら企画を考えるなど。何が高い「質」なのかまだ判別できないと思うので、とにかく「量」を稼ぐようにしています。昨年はお会いした方へのプレゼンが繋がり、「Nスタ」や「ちちんぷいぷい」の取材でフィリピンへ出張し、単独で13~20分と特集していただき、新たな顧客層の開拓にも繋がり、とても嬉しい成果でした。

(小)私は事業部と兼任で始めましたが、広報の必要性を感じるにつれてリソースをどんどん広げていきました。最近は企画を考えたり、サービスページのリニューアルを担当もしています。前年度は広報をあまりしていなかったので実績数は少ないものの、メディア掲載は前年比15.6倍です。

昨年のワールドカップの時は「ニッポン応援休暇」という社内制度をつくり色々なメディアに露出できました。その取材で知り合ったディレクターさんに改めてサービスを紹介したところ、「ちちんぷいぷい」の特集で20分くらい単独でご紹介してくださいました。他2番組にも派生し、会員登録も爆発的に増えて、社内のみんなも興奮していたのを今でも覚えています。

(柴)広報は兼任の上司と専任私1名で担当しています。。元々創業当時より広報部があった会社なので、広報への理解はあり、企画をつくるときなどは代表はじめ事業部担当者、上司、現場の社員の力を借りています。

うまくいった事例としては、2014年に消費税が8%へ引き上がる時期に合わせ、【消費増税目前、主婦の再就職が増えている】というテーマで、日経ビジネスの記者さんと打ち合わせしました。代表の三原にも打ち合わせに入ってもらい、無事に企画が通り掲載。その後は日経ビジネスを見たWBSや朝ズバなどのメディアより様々な問い合わせをいただきました。その時期、違うテーマでも様々な問い合わせをいただき、1週間毎日テレビ取材が続いたときもありました…!【トレンド】【季節感(タイミング)】の重要性を体感できた貴重な経験でしたね。また、1人だけでは決してできない仕事だからこそ、周りの方々の協力が有難く感じます。

「ありがとう」の声が毎日頑張れる源泉

-みなさんが広報やっててよかった!と思う瞬間はありますか?

(小)取材などで満足してサービスを使ってくれているユーザーさんの話を聞けるときは、とても嬉しいですね。あとは社長インタビューのときに、隣で社長の話を直接聞けることは広報の特権だなぁと毎回思います。

(田)新サービスの場合、メディアに取り上げてもらえることが多いですが、既存のサービスはメディア露出が難しいです。そんな中、広報発信で事業部と連携して新たな切り口で企画を考え、提案したものがメディアに取り上げられ、メンバーが喜んでいる姿を見るととても嬉しく思いますね。

(荒)社長がある講演会に出演した際、主催者の方から「打合せの段階で広報の方とお会いした時から一貫して、温かい会社だと感じました、素敵なサービスと会社ですね」と言っていただいたことがありました。その時、会社の顔として少しでも貢献できたかと思うと、とても嬉しかったです。

(柴)2つあります。ひとつは、メディアに取り上げられたあと、問い合わせが続き事業部が嬉しい悲鳴をあげている時には、仲間の役に立ててよかったと思いますね。もうひとつは、平成広報女子会のようなつながりです。社会人になってから、違う会社の方と一緒に協力をして何を企画したり、いろんなことを互いに学べる環境があるのは何とも嬉しく思います、周りの皆が手助けくれるからこそ、自分も何かしらのスキルや知識をみんなに与える人にもなりたいと思ってます。

広報を軸に考える、それぞれのキャリア観

-今後の目標はありますか?

(荒)広報をするうえで、常に「友達や身内にも紹介したくなる」ネタであることは常に心がけるようにしているのですが、どうしても売り込み要素や、業界の専門的な要素が勝ってしまう。プライベートの関係って、ビジネスの利害関係がゼロだからこそ反応がシビアですよね。ときには近所のおばちゃんまで一言で魅了してしまう、そんな広報術を身に付けたいなと思います。そのトレーニングとして、母にサービスのプレゼンをよくしていますね(笑)

(田)この1年は「掲載される」ということをゴールに動いていたため、今後は「このメディアに取り上げられてどう会社・サービスに影響があるのか」ということを考えながら広報していきたいですね。全くアプローチできていなかった海外拠点の情報も、発信していきたいと思っています。

あと人数も1200人を超えて、更に事業も増えたので、会社全体を盛り上げる企画を考えたり、社内広報にも力をいれて社内メンバーから頼られる広報になりたいです。夏には社員の子供を招いた「夏祭り」を企画しています!

(小)うちはサービスが幾つかあるので、事業ごとに寄添った広報をしていきたいと考えています。あとは私自身が個人的に会社のサービスであるドロップシッピングやアフィリエイトを使っている身なんですが、私や会員さんのようにネットで収益をあげる「フリーキャリア」という働き方についても浸透させて、誰でも始めやすい環境を作っていきたいと考えています。両方同時進行で進めていきたいですね。

(柴)社内外問わず、みんながわくわくしたり、喜んでくれるような広報を目指したいですね!当社のコーポレートメッセージ「新しいスタンダードをつくる」の如く世間の皆さま(メディアさんやお客さん)が「ビースタイルは次何を展開するんだろう」と期待を寄せわくわくしたり、社内に対しても喜んでもらえるような広報を目指したいです。

またプライベートではダンサーとして活動しています。一見仕事とは関係ないですが会社で学んだことはダンスにもいい影響を及ぼしています。さいわい、会社から理解をいただけ、今後はフルタイムでなく週3日で働けることになりました。「踊る広報」として、まずは週3日でも成果を残せるように取り組んでいきたいです!

Pocket